京都・伏見稲荷大社の権殿(仮殿)

色風景の詳しい説明

伏見稲荷は渡来民の秦氏の祖霊を祀るために700年代初期に創建されたものと考えられています。  伏見稲荷大社は稲荷山全体を神域とする神社で、全国の稲荷神社の総本社とされています。狐を神の使いとし、稲荷鳥居と云う形式の朱塗りの千本鳥居で有名な神社です。  稲荷神は元来、五穀豊穣を司る神でありましたが、時代が下って、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになりました。  重要文化財の本殿は応仁の乱で焼失した後、明応8年(1499年)に再建された五間社流れ造り、檜皮葺き(ひわだぶき)の建物です。  境内に隣接して江戸時代に社家から出た国学の大家・荷田春満(かだのあずままろ)の旧宅があり、その屋根は棟に獅子口が載り桟瓦葺きと檜皮葺きを併用した珍しい屋根として残されています。

"美しい"と感じる理由や思い出

伏見稲荷大社の建物の代表として権殿を選びました。シンプルな構造の朱塗りの神社建築として、魅力的です。他に境内に隣接して江戸時代に社家から出た国学の大家・荷田春満(かだのあずままろ)の旧宅があり、その屋根は棟に獅子口が載り桟瓦葺きと檜皮葺きを併用した珍しい屋根として残されています。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

京都府
京都府伏見区深草薮之内町68

居住経験

なし

主要な色彩

白, 黒, 茶(朱色、金色)

推薦者

永田泰弘

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