色風景の詳しい説明
神齢山 悉地院 大聖護國寺は真言宗豊山派の大本山であり、天和元年(1681)五代将軍徳川綱吉が、生母桂昌院の願いにより創建した祈願寺です。 祈願寺とは天皇、将軍、大名などが個人のために建てた寺です。 如意輪観音を本尊としており、後には将軍家の武運長久を祈る祈願寺となりました。 元禄時代の建造になる本堂と昭和3年に滋賀の園城寺から移築された月光殿は、ともに国の重要文化財に指定されています。 多宝塔は、昭和13年4月の建立、塔は石山寺の多宝塔(国宝)の模写で建築設計は、仰木敬一郎氏。 境内には、移築された有名は茶室が数棟あり、大規模な茶会が催されるお寺でもあります。 境内には惣門・月光殿・桂昌殿・内佛殿・薬師堂・忠霊堂・仲麿堂・鐘楼・蘿草庵・円成庵・宗澄庵・草蕾庵・化成庵・箒庵・月窓軒・不昧軒・三笠亭などの建造物があります。
"美しい"と感じる理由や思い出
この多宝塔は、新しく建てられた、国宝の石山寺の多宝塔の模写でありながら、現代人の美的感性にフィットする現代性が感じられ、美しいと感じることができます。
色風景に出会える時期
いつでも
色風景に出会える場所
東京都
東京都文京区大塚5-40-1
居住経験
あり
主要な色彩
白, グレー, 茶
推薦者
永田泰弘
タグ
徳川綱吉 , 月光殿 , 生母桂昌院 , 真言宗豊山派の大本山 , 石山寺の多宝塔