悠久の時の流れを感じる信濃川河口

色風景の詳しい説明

新潟港は、幕末に開港した五港、新潟・横浜・函館・長崎・神戸の一つで、日本海側では最大の港であり、河口港です。信濃川の広い河口には、現在もフェリーターミナル、マルシェ、多目的商業施設などで賑わっています。特にランドマークタワーである朱鷺メッセは、対岸や海上からも確認できるこの地域のシンボルです。朱鷺メッセから新潟港や街を一望すると、港が日本の出入口であった歴史や、この一帯の地理的な成り立ちを実感できます。鉄もここから入って信濃川をつたって内陸の三条に運ばれ、金属加工の産地が育ったのだなと感慨深く感じました。

"美しい"と感じる理由や思い出

水と共に歩んだ新潟の歴史が感じられる場所です。信濃川のゆったりした流れと、ほとりに広がるノスタルジックな建物、散歩やランニングする住民の人たち。季節によって、時刻によって、多様な景色が繰り返し静かに続いているのだと感じました。長野県の源流から旅してきた川の水と、諸外国につながる大海の水とが出会う場所でもあります。時間と空間のつながり、悠久の流れを感じました。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

新潟県
新潟港

居住経験

なし

主要な色彩

グレー

推薦者

川澄未来子

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