東海支部 第1回研究会「LCシステムによる色彩表示」 (2009.10.19報告)

  • くらしの色彩研究会
  • 2009年07月18日

各地から梅雨明けの便りが聞こえ始めた盛夏の昼下がり、平成21年度日本色彩学会東海支部 第1回研究会「LCシステムによる色彩表示」が開催されました。

会場には30名を超える聴講者が集まり、心地よい緊張感に包まれながら研究会が始まりました。

まず、はじめに、林英光主査から、「くらしの色彩研究会」が開発した“LCシステム”の概要説明があり、景観色彩を包括的に検討する際に非常に有効なコミュニケーションツールであることが紹介されました。

次に、LC会員 山中マキから、“LCシステム”の 詳細説明がありました。
視覚にうったえる様々な写真や図を用いて、色彩調査、分析、提案にいたる色彩の扱い方、まとめ方、測色の仕方などを解説いたしました。

最後に、再び林主査から“LCシステム”を用いた具体事例として「クックラひるがの」の報告・総括がありました。
自然と人々のくらしとが調和する在り方やその心を未来に伝え続けることを目指す「クックラひるがの」の使命と、そして、その目的にふさわしい最適な色・かたちを用いて実現させた“LCシステム”の役割をじっくりと語られました。

今回、ご聴講いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。