多治見「アルティスト・ビラージュ」見学会

  • くらしの色彩研究会
  • 2013年04月20日

多治見の複合施設「アルティスト・ビラージュ」と多治見修道院、虎渓山永保寺の見学を行った。今回は、「アルティストビラージュ」をプロデュースされた一般社団法人日本商環境デザイン協会中部支部長の平井充氏にご同行いただき、様々な話を伺うことができた。
緑豊かな多治見の森に佇む「アルティストビラージュ」は、奥多治見の老舗料亭をリノベーションしたもので、フレンチレストラン「シェ・ブラウゼ」、ベーカリーカフェ「カフェ・ド・ドルチェ」、そしてアトリエやギャラリエを持つ複合施設である。
こちらを見学しながら、平井氏と建築士・渡辺博己氏から「アルティスト・ビラージュ」のコンセプトや事業戦略、それぞれの施設の特徴や活動などの話を伺い、「カフェ・ド・ドルチェ」でおいしいランチを頂いた。
その後に訪れた多治見修道院は、日本三大修道院の一つで、外壁が白、屋根が赤、内陣が青で白い鳩が描かれた、美しいバロック建築である。
また、虎渓山永保寺には国宝「観音堂」「開山堂」と、見事な池泉回遊式庭園があり、春の温かな陽を浴びながら散歩を楽しんだ。
この度の見学会は、現場に携わる者ならではの興味深い話が伺え、大変貴重な体験となった。