くらしの色彩研究会講演会 建築空間とサインそして色彩

  • くらしの色彩研究会
  • 2014年03月16日

NFCC名古屋文化短期大学において、エモーショナル・スペース・デザイン代表 渡辺太郎氏を迎え「建築空間とサインそして色彩」をテーマに講演会を行った。開催地が名古屋であるにもかかわらず、遠方からの参加者も多く、近年益々色彩と建築空間は関心の高いテーマになりつつあることを実感した。
これまで手掛けた多数の作品の画像とともに、渡辺氏のデザインワークにおける大切な二つの軸、機能(空間構成の可視化)+アイデンティティー(空間の付加価値を高めるデザイン、施設らしさを色で表現する)についての話を伺い、色の重要性や付加価値を再認識した。また、渡辺氏の徹底したプロ意識で仕事に取り組まれている姿勢に感銘したと同時に、建築における色彩計画はいかに現場が重要であるかということを改めて認識できる、貴重な機会となった。