2015年8月8日(土)くらしの色彩研究会10周年記念パーティー
- くらしの色彩研究会
- 2015年08月10日
2015年8月8日(土)くらしの色彩研究会10周年記念パーティー
くらしの色彩研究会の10周年記念パーティーが、四間道レストランMATSUURAを借り切って開催された。ここは保護地域に指定された古い町並みの中にある。プレイベントに参加した出席者は、堀川沿いに立ち並ぶ屋敷や蔵、屋根神様が鎮座する民家の庇、レトロモダンな店が並ぶ風情ある通りを散策して、会場までの道を楽しんだ。このパーティーのドレスコードは「マゼンタ」。女性だけでなく、男性もボタンやシャツにマゼンタ色をのぞかせ、会場内は、華やかで美しい色に包まれた。
レストランに併設された蔵のギャラリーには、これまでの活動の歴史や、学会発表ポスターが展示され、参加者たちの注目を集める中、主査である高橋晋也先生、色彩学会の渕田隆義会長の挨拶でパーティーは始まった。色に関するさまざまな分野の専門家たちと、色を仕事とする会員たち総勢60名ほどが、楽しく語らい有意義な時間を過ごした。発足当時のメンバーの「大変な時期もあったけれど、色に関わる仕事は面白くて一度も辞めようと思わなかった。初代会長、林英光先生の人間的な魅力も大きかった。」という言葉が印象に残った。チェロのコンサートも素晴らしく、国際コンクールで優勝した12歳の清水陽介さんの美しい音色に誰もが酔いしれた。色とりどりの美味しいお料理に舌鼓をうち、五感それぞれが満ち足りるのを感じる、夏の宵であった。