第30回研究発表会(2017/2/18) 招待講演者のご紹介

  • 視覚情報基礎研究会
  • 2016年12月28日

第30回研究発表会(2017/2/18) 招待講演者のご紹介

2月18日に開催される第30回研究発表会の招待講演者をご紹介します.
今回の研究会は、参加登録制とさせていただきます。
参加登録方法は、1月中旬頃ご案内させていただきます。

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(一社)日本色彩学会 視覚情報基礎研究会 第30回研究発表会
日時:2月18日(土)10:00-17:00(予定)
場所:千葉大学 西千葉キャンパス 工学系総合研究棟2 コンファレンスルーム
http://www.chiba-u.ac.jp/campus_map/nishichiba/

招待講演者
(1)金出武雄先生(米国カーネギーメロン大学教授)
「研究者は何を目指すか」

1974年京都大学で工学博士号取得後、同助手・助教授を経て、
1980年に米国カーネギーメロン大学に移る。1992~2000年世界的に有名な
同大学ロボット研究所所長。1998年よりワイタカー記念全学教授の称号を持
つ。コンピュータビジョン、マルチメディア、そしてロボット工学において先
駆的研究に取り組む。主な研究成果には、1981年発表のMPEGなど動画像
処理における最も基本的アルゴリズムとされるLucas-Kanade 法、1995年
に最初にアメリカ大陸横断した自動運転車Navlab 5、2001年のNFLスーパー
ボウルで採用された30台以上のロボットカメラで270度の視野の映像を撮影
するEye Visionシステム等がある。
受賞歴としては、京都賞、フランクリン協会バウアー賞、C&C賞、大川賞、
立石賞特別賞、ACM Allen Newell 賞、IEEE Robotics and Automation
パイオニア 賞、国際計算機視覚会議ロー ゼンフェルド生涯業績賞、船井業績
賞、人工知能学会業績賞など。米国工学アカデミー外国特別会員。

(2)三田村有純先生(東京藝術大学教授)
「漆の質感」

1949 東京生まれ
1969 江戸蒔絵を父祖父8代自芳、9代秀芳より学ぶ
1975 東京藝術大学大学院 美術研究科漆芸専攻 修了
1985・1988 「日展」特選受賞
1998~99 ベルギー王立H.I.F.A.客員研究員として欧州11ヵ国の漆芸調査
2004 第43 回 日本現代工芸美術展 文部科学大臣賞受賞
2013 第52 回 日本現代工芸美術展 内閣総理大臣賞受賞
2014 改組新 第1回日展 会員賞受賞
2016 改組新 第3回日展 内閣総理大臣賞受賞
現在 東京藝術大学学長特命、国際交流室長、留学生センター長、
美術研究科教授