色彩教材研究会からのお知らせ

バックナンバー (201908.html)

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2019年8月2日(金) 第13回カラーチャットセッション “Color Chat Session #13” 聴講者募集のお知らせ(2019年10月6日(日)開催)

色彩教材研究会 第13回カラーチャットセッション聴講者募集

<テーマ: 調和論とその周辺—「配色の教科書より」>
 これはすべての日本色彩学会会員に関心をもっていただきたいテーマです。

◆開催日時 : 2019年10月6日(日曜日) 13:00 〜17:00
◆会場 : 東京 日本橋 DIC本社ビル 2F 大会議室
   (東京メトロ日本橋駅下車高島屋の右隣にある百十四銀行の隣のビル。
    中央通り沿い。東京駅からは500mくらい。)
◆参加費 : 研究会会員・学会員:1,000円 (一般の方で色彩教材研究会に準会員として加入の方は1,000円—当日の加入も可。)  一般の方:2,000円。
◆配布物 : 講演内容を要約したPDFや、色彩教材となるパワーポイントをCDに入れて配布します。
◆定員 :50名

◆聴講の申込方法 :主査の永田泰弘宛にメールで、研究会会員・学会員か一般の方かの別と、別会費の懇親会への参加の可否を明記して申込んでください。
申込先アドレス: nagataya@jcom.zaq.ne.jp

◆講演1:「古代ギリシアの音階論とニュートン」
  講師:竹下友美(DICカラーデザイン(株)・カラープランナー)
 古代ギリシアから18世紀に至る調和観を包括する発想として、宇宙全体が和声を奏でているという「天球の音楽」があります。
 この考え方を着想したピュタゴラスの音階論は、古代ギリシアからローマ時代の多くの思想家に支持され発展しました。
 音楽の調和理論から色彩の法則を説明しようとする発想は、ニュートンにも受け継がれています。
 色彩学の中ではあまり触れられることの少ない、自然哲学者ニュートンの調和観をご紹介します。

◆講演2:「絵画と色彩調和」
 講師:橋本実千代(跡見学園女子大学他の講師) 
 色彩講座の教材に絵画を使って、絵に興味のない学生や大人に、画家や絵画を身近に感じてもらう機会を常日頃から作るようにしています。
 色彩画家として知られるファン・ゴッホ、ルドン、マティスは先人たちの色彩調和論を参考にしながらも、自身の感情を色彩によって表出しようとしました。
 色彩心理や色彩調和を教授する際に受け手が興味を引きやすい絵画とトピックを、この三人の画家の作品を中心にご紹介します。

◆懇話会:講演後、講師を交えて質疑応答を含む懇話会を開催いたします。 

◆懇親会:閉会後、近くの飲食店で懇親の集まりを開きます。会費は別納ですが、時間に余裕のある方は参加を申し込んでください。
以上

●「色彩教材研究会通信」の配信希望と、記事投稿のご案内
 色彩教材研究会は、毎週木曜日に「色彩教材研究会通信」をメールで配信しています。
 7月末で第141号を配信し、バックナンバーは日本色彩学会のホームページの色彩教材研究会の欄に掲載されていますのでご参照ください。
 学会員以外の希望者にもお送りしていますので、配信希望の方は、上記の聴講申込のアドレスに申し込んでください。

 常時、掲載記事を皆様から募集しておりますので、ご投稿ください。
1欄の原稿量は、タイトル15字以内、本文は20字24行以内です。写真は一枚が限度で、本文を15行にしてください。記名は筆名やイニシャルでも構いません。内容は色彩に関すること全般です。原稿料はありません。
以上

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

日本色彩学会
Akiary v.0.61 (retouched)